「神よ、おいらのために泣け」
「なんだよ」
「このタイミングでまさかの落下事故」
「えー」
「損害は以下の通り」
- 艦橋のレーダー片方破損
- 艦長室の上のツノが1つ破損
- 艦首部のパーツ剥離
- パルスレーザー数基破損
- 第3主砲外れる
「修復の目処は?」
「パルスレーザーは、伸ばしランナーでそれっぽく付ければいいだろう。真鍮線でもいいし。レーダーは付けた。艦首部はパーツが大きいので発見できた。もう付けた。第3砲塔も付けた」
「残りは艦長室の上のツノか」
「折れたパーツが小さいので見つからない」
「どうする気?」
「パーツ1個単位で注文して買うしかなかろう」
「えー」
「荻窪まで行けば注文できる店があるのは確認済みじゃ」
「今日はもう無理?」
「なんとか時間を作って少しは塗りたいと思ったが、それも無理じゃ」
「泣けるね」
「君もおいらのために泣け!」
「ひ~」
「これからヤマトはアステロイドベルトに入って修理じゃ!」